「はぁ…死にたい」
この日、僕は屋上で黄昏れていた。
「はぁ、空が青い…なのに僕の心は曇天だ」
理由は彼女に振られたからだ。
それもとある理不尽な理由で。
「――あれ、オタク君じゃん?こんなところでどうったの?」
そんな中、声を掛けてきたのは友達の‘柚木紫苑’さん。
「どうせ彼女となんかあったんしょ?何があったのか教えてよ」
柚木さんは僕を気遣ってくれて、理由を聞いてくるが…
「え、それが理由?」
「そうだよ!文句あるか!?」
「文句っていうか…ぷ――あはははっ、デカチンで振られるとか、ひぃ、ぷっ」
見事に爆笑されました。
だけど――
「あーもう!ならさ、ちょっと見せてよ」
「…へ」
「だーかーら!本当にデカチンかどうか、私が確かめてあげるって言ってんの!」
そう言いながら柚木さんは僕に滲み寄ってきて!?
「いいから!ほら、見せなって」
「うわっ!ちょっ!」
この日を境に、僕こと‘涼宮巧己’とカースト上位のギャル‘柚木紫苑’さんとのエッチな学園生活が始まるのだった――
■基本CG15枚/総CG枚数793枚
・本編/519枚
・文字なし/274枚
▼制作 瑞希遥(X:@CgBlossom)